こんにちは、スターシップ編集部です。
除湿機の種類っていろいろあるけど、どれがいいのかな。
衣類乾燥や除湿なども機能もたくさんあって、いろんなメーカーがあるので選ぶのが難しいな。
こういった疑問に答えます。
本記事のテーマ
【2023年6月 編集長独自!おすすめ除湿機 ランキング5選】
除湿機を選ぶ基準
- 除湿方式で選ぶ
- 除湿能力・サイズで選ぶ
- 静かさで選ぶ
- 省エネ・節電で選ぶ
- 追加機能で選ぶ
- お手入れのしやすさで選ぶ
この記事を読むことで、「自分のニーズに合った除湿機の選び方」をイメージできるようになると思います。快適な室内環境を手に入れましょう。
除湿機を選ぶ基準が分からなくて買いそびれていた方にとって、参考になる記事にしたいと思っています。
それでは、さっそく見ていきましょう。
除湿機を選ぶ基準
除湿方式で選ぶ
除湿機には、コンプレッサー式、デシカント式、ハイブリッド式の3つの主要な方式があります。それぞれの方式には異なる特徴と利点がありますので、自分の環境と要求に合った方式を選ぶことが重要です。
コンプレッサー式
コンプレッサー式の除湿機は、湿った空気を冷やして水蒸気を取り除く機械です。その後、乾いた空気を部屋に送ります。このタイプの除湿機は、大きな部屋や湿度が高い場所に適していて、効果的に湿気を取り除くことができます。
メリットとデメリット
- 高い除湿能力を持ち、広い面積の部屋や高湿度の環境に適している。
- 高湿度下でも効果的であり、迅速に湿度を下げる。
- 電気代が比較的安い。
- 運転音が比較的大きい場合があり、静かさが求められる場所では注意が必要。
- 室温が低い状態では除湿性能を十分に発揮できない。(冬場には向かない)
デシカント式
デシカント式の除湿機は、湿気を取り除くために特殊な物質を使います。湿った空気を吸い込んで、その物質に通すことで水分を吸収します。そうすると、乾いた空気を部屋に送ります。この除湿機は静かで、寒い場所でも使えます。また、低い湿度の環境にも適しています。
メリットとデメリット
- 静音性が高く、運転音が比較的静か。
- 低温環境でも効果的であり、冷気を発生させる必要がないため、暖房を使用している場合にも有効。(冬場に強い)
- 低湿度の環境での使用にも適しており、乾燥した空気を保つことができる。
- 除湿能力がコンプレッサー式に比べて低いため、広い面積の部屋や高湿度の環境には向いていない。
- 電気代がかかる。(夏場に不向き)
ハイブリッド式
ハイブリッド式の除湿機は、コンプレッサー式とデシカント式を組み合わせたものです。湿気の多い場合にはコンプレッサー式を使い、湿度が低い場合にはデシカント式を使います。この方式は、さまざまな湿度状況に対応できるし、使い方も簡単です。
メリットとデメリット
- 湿気の状況や環境に応じて最適な方式を選択できるため、幅広い湿度範囲に対応。
- コンプレッサー式とデシカント式の利点を組み合わせたモデルであり、多機能な運用可能。
- 省エネかつ節電。
- 機能が多いため、価格が他の方式に比べて高くなる場合がある。
以上が、コンプレッサー式、デシカント式、ハイブリッド式にはそれぞれメリットとデメリットがありますので、除湿機を選ぶ際には、自分の環境や要求に合った方式を選ぶことが重要です。
除湿能力・サイズで選ぶ
除湿能力は、除湿機が一定時間で取り除ける湿気の量を示します。部屋のサイズや湿度に応じて除湿能力を選びましょう。大きな部屋や高湿度の場合には高い除湿能力が必要ですが、適切なバランスを見つけることも重要です。
部屋の広さに合わせた除湿能力を選ぶ
部屋の広さに合わせて除湿能力を選びましょう。一般的な目安として、10畳の部屋には10〜15リットル/日の除湿能力が必要ですが、部屋の広さや湿度の状況によっては調整が必要です。
湿度の状況を考慮する
部屋の湿度レベルや状況に応じて除湿能力を調整します。湿度が非常に高い場合や特に濡れた場所では、より高い除湿能力が必要です。湿度センサーを備えたモデルを選ぶと、自動的に湿度を検知して適切な除湿能力を調整してくれるため便利です。
外気温や季節の変化に応じて適切な除湿能力を選ぶ
季節や気象条件によっても除湿能力のニーズは変化します。夏季や湿度の高い季節には高い除湿能力が求められますが、冬季や乾燥した環境では低い除湿能力でも十分な場合があります。一部の除湿機は、季節モードや自動モードを備えており、外気温や湿度に応じて自動的に除湿能力を調整する機能を提供しています。
バランスの取れた除湿能力を選ぶ
適切な除湿能力は、過度な乾燥を引き起こすことなく、快適な湿度を保つことができるバランスを見つけることです。過度な除湿は健康や家具・木製品に悪影響を与える可能性があるため、除湿能力の選択には慎重さが求められます。
除湿能力は、除湿機選びの重要な要素の一つです。部屋の広さ、湿度レベル、季節の変化などを考慮し、自分のニーズに合った適切な除湿能力を持つモデルを選びましょう。
静かさで選ぶ
除湿機の静かさは、特に寝室や静かな場所での使用時に重要です。静音性の高いモデルを選ぶと、快適な環境を保ちながら除湿できます。製品の仕様やレビューを確認し、運転音のデシベル(dB)をチェックしましょう。
静音性の高い除湿機を選ぶことで、快適な睡眠環境や静かな作業環境を保つことができます。快適さを重視する場合は、除湿機の運転音にも注目し、静音性が高いモデルを選ぶことをおすすめします。
省エネ・節電で選ぶ
除湿機の節電性能は重要です。エネルギー効率の高いモデルを選ぶことで、省エネルギーな運転が可能です。エネルギースター評価や消費電力の表示を確認し、長期的な電力消費を考慮した選択をしましょう。
節電対策として、エコモードやタイマー機能を備えたモデルも検討し、環境にやさしい選択をすると共に、快適な湿度調整を実現しましょう。
追加機能で選ぶ
除湿機にはさまざまな便利な追加機能があります。まず、空気清浄機能があります。これにより、除湿と同時に室内の空気中の微小な粒子や花粉などを取り除くことができます。また、風量調節機能があると、好みや季節に応じて風の力を調節できます。さらに、タイマー機能を備えた除湿機は、自動的に運転を開始したり停止したりすることができます。また、一部の除湿機には衣類乾燥機能もあります。これにより、洗濯物を素早く乾かすことができます。これらの追加機能は、個々のニーズや好みに合わせて選ぶことで、より快適な使用体験を得ることができます。
お手入れのしやすさで選ぶ
除湿機は定期的なお手入れが必要ですが、その手間や方法はモデルによって異なります。お手入れの手間をできるだけ軽減するために、お手入れの方法や頻度について調査しましょう。取り外しや洗浄が容易なフィルターや排水タンクの設計があるモデルを選ぶことで、お手入れの手間を減らせます。
除湿機を選ぶ際には、除湿方式、除湿能力、静かさ、節電性、追加機能、お手入れの手間などの要素を考慮することが重要です。自分の部屋の状況やニーズに合わせて適切なモデルを選ぶことで、快適な湿度環境を実現できます。予算に合った除湿機を選ぶためにも、複数のモデルを比較し、口コミや評価を確認することもおすすめです。
除湿機を選ぶ基準【まとめ】
除湿機を選ぶ基準が分かったところで、次は具体的に比較検討していきます。
メーカー別、除湿機の特徴
除湿機を販売しているメーカーはたくさんありますが、ここでは特に人気のある4つのメーカーをご紹介していきます。
シャープ
コンプレッサー式を中心に、ハイブリッド式やデジカント式にも対応したモデルも展開しています。プラズマクラスター搭載商品は、部屋干しでの不快な生乾き臭もスピード消臭してくれます。
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマの除湿機は、コンパクトなデザインのモデルや空気清浄機能を備えたタイプ、さらにはサーキュレーターが搭載されたモデルなど、多種多様な除湿機を展開しています。
コロナ
コロナの除湿機は、そのラインナップの幅広さが魅力となっています。洗濯物2kg相当を約58分で乾かせるWHシリーズやコンパクトでスリムなSシリーズなど、様々な種類が展開されています。
パナソニック
パナソニックの除湿機は、ハイブリッド式とデシカント式の展開で、大容量サイズやコンパクトサイズなどがあります。また独自技術のナノイーXで、部屋干し臭を抑制してくれますます。
編集長おすすめ除湿機 5選
シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-P120 コンプレッサー式
適用畳数:木造15畳まで/鉄筋30畳まで
- 部屋干しの気になる臭いを抑制:
乾燥中も乾燥後も、部屋干し衣類のイヤな臭いをプラズマクラスターが抑制します。 - 2段干しでも、しっかり乾く:
縦長に干した洗濯物に効果的な、上下スイング。天井付近から下方まで風を届け、衣類をしっかり乾かします。 - 「カビバリア運転」で、お部屋も爽やか:
お部屋の空気を循環させて、パワフルに除湿。さらに空気浄化しながら、お部屋のカビを未然に防ぎます。 - 24時間連続排水も:
本体にホースをつなげば、連続排水が可能に。長時間運転にも応えます。
アイリスオーヤマ 空気清浄付きコンプレッサー除湿機 12L IJCP-M120
適用畳数:木造15畳まで/鉄筋30畳まで
- 1台3役:
空気清浄・除湿・衣類乾燥の1台3役で1年中大活躍。 - 空気の汚れをしっかり清掃:
HEPAフィルター搭載で花粉・PM2.5・黄砂をキャッチ。空気に合わせて空気清浄運転を「自動+3段階」で調整可能。 - 広いお部屋も、パワフル除湿:
湿度に合わせて除湿運転を「おまかせ+3段階」で調整可能。 - 部屋干しでも洗濯物がカラッと乾く:
衣類に合わせて衣類乾燥運転を「3段階」で調整可能。
パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YHVX120 ハイブリッド式
適用畳数:木造13畳まで/鉄筋25畳まで
- ハイブリッド式除湿機:
気温に合わせて、2方式のバランスを自動的に切り替えながら、季節や天気に関係なく。1年中強力な除湿力を発揮します。 - ナノイーXで脱臭&除菌:
部屋干しのイヤなニオイを抑え、ニオイの原因菌まで除菌。 さらに洋服やクローゼット、布団などのケアにもナノイーXを活用。お部屋の空気まで、しっかり清潔&快適に整えます。 - 除湿その他の便利なモード:
衣類ケアモード・クローゼットケアモード・省エネ機能・音ひかえめモード・カラッとセンサーなどの便利な機能が付いています。
コロナ 衣類乾燥除湿機 Hシリーズ CD-H1023 コンプレッサー式
適用畳数:木造13畳まで/鉄筋25畳まで
- スピード部屋干し:
カラット快適、大量の洗濯物もふんわり素早く乾きます。 - 選べる衣類乾燥モード:
シーン合わせて「標準」「夜干し」「eco」「厚物」から選べる4つの最適衣料乾燥モード。 - 除湿性能:
広いリビングやクローゼットも強力除湿。 - 清潔性:
フィルターで捕集したウイルス・菌・タバコのニオイを抑制。
パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YZVX60 デシカント式
適用畳数:木造7畳まで/鉄筋14畳まで
- 軽量コンパクト:
持ち運びに便利なハンドル付きだから、手軽にあちこち除湿できます。コンプレッサーもないので軽量・コンパクト。 - ナノイーXで脱臭&除菌:
部屋干しのイヤなニオイを抑え、ニオイの原因菌まで除菌。 さらに洋服やクローゼット、布団などのケアにもナノイーXを活用。お部屋の空気まで、しっかり清潔&快適に整えます。 - デシカント方式で「速乾」:
温度の影響を受けにくく、梅雨、秋冬の寒い季節でもパワフルに除湿します。
まとめ
いかがだったでしょうか。お部屋の広さや部屋干しの頻度など、除湿機に求めるニーズは様々です。ご購入の際の参考になれば幸いです。